はじめに
自閉症スペクトラム(ASD)をご存知ですか
『自閉症』は、生後2歳半くらいまでにあきらかになる一種の「発達障がい」です。 その症状は色々とあり複雑ですが大別しますと下記のようになります。
  • 認知の障がい
    自分自身や周囲の状況がよく分からないことがある。
  • 社会性の発達の障がい
    社会の色々な決まりが分からず、友だちとの遊びもうまくできない。
  • 言語の発達の障がい
    言葉が全くないか、あっても会話の成立が難しかったり、特異な言語やおうむ返しであったりする。
  • 常同的な行動、こだわり
    他人にとっては奇妙な行動を繰り返したりする。体を揺らしたり、手をひらひらさせたりする。
  • 運動の障がい
    どことなく不器用でボール投げなどがうまくできない。
これらの行動は子どもによってさまざまで、同じ年代でも現れ方の程度は違います。 「心の病気」や「親の育て方の問題」「スキンシップの欠如」ということは 全く原因ではありません。情緒だけの問題でもありません。
自閉症スペクトラムの人のライフステージ(人生の流れ)
当会の自閉症児・者作品展で展示している 「自閉症スペクトラムの人のライフステージ(人生の流れ)」のパネルの 内容がダウンロードできます。
※部分的にでも転用の場合は、出典を「神奈川県自閉症児・者親の会連合会」と明記してください。

->ダウンロードはこちらから。
私たちの活動
1 会員相互の親睦を深め、情報交換、勉強会を行っています。 (相談し合い、励まし合い、支え合う)
2 子ども達の心身の発達、社会性の発達、生活空間の広がりをめざしています。
3 自閉症についての知識を広げ、理解と協力を求める活動を行っています。
4 自閉症の人達の人権を守り、社会参加の拡大を促進し、安心して生活できる社会を目指します。
5 地域の行政を含む関係機関に支援の仕組み作りや改善の働きかけを行っています。
6 一般社団法人 日本自閉症協会に加盟し、国レベルの制度の創設や改善・改革に取り組んでいます。


NHKのETV特集番組、県立中井やまゆり園「鍵をあける 虐待からの再出発」への意見表明
(2023年9月)

-> NHKのETV特集番組、県立中井やまゆり園「鍵をあける 虐待からの再出発」への意見表明

県立中井やまゆり園における利用者支援についての意見と要望(2022年4月)

-> 県立中井やまゆり園における利用者支援についての意見と要望

県立障害者施設(中井やまゆり園)について思うこと(2021年11月)

-> 利用者目線の支援とは…県立障害者施設(中井やまゆり園)に思うこと

-> 活動経緯について

「津久井やまゆり園」の事件について(2016年8月)

-> 津久井やまゆり園事件について2016年8月